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■海洋堂 ケロロ軍曹フィギュア 全5種■

なんと海洋堂がケロロのフィギュアを出す!しかも原型は山口勝久氏!!!

このニュースを聞いたときは小躍りするほど喜びましたよ。
いったいいつになれば出来のいいアクションフィギュアが出るのかと思ってた最中だったので、
山口可動なら文句無しバンザイ。
ホント発表以来、早く出ないかなぁとわくわくしておりました。

 

一気に全5種が同時発売。
ケロロのみオプションたっぷりで価格も高めの1575円。後の4匹は各1365円です。

噂ですが、海洋堂は当初の発売予定を無理やり早めて、バンダイのプラモ発売日にぶつけてきたとか。

 

手元にあるケロロ関係と比較。
左からコミックス10巻パワード夏美、コミックス7巻小隊集結パック、海洋堂、バンダイガシャポン、バンダイプラモ。

製品化第1弾の小隊集結パックが1番かわいいかも…。


 

ケロロ軍曹

全然似てないです。これ誰ですか?
今まで色々とケロロの立体物が出ていますが、顔ははっきり言って出来の悪い方だと思います。

顔が似ていない原因は単純で、
まず、目と、帽子の耳垂れの間が広すぎます。本当は耳垂れのギリギリの所に目を配置しないといけません。
耳垂れの位置も後ろに寄りすぎです。
次に、黒目が大きすぎ。軍曹は、実は意外と黒目が小さい。
そして、口の造形が変だし、小さすぎ。
最後に、なぜか頭全体が単純な球ではなく、前後に伸びているという理解しがたいバランス。

これは原作コミックの初期の顔を再現したのではという指摘もあるみたいですが、
初期の顔とも全然違います。

海洋堂と山口氏はなぜこんなヘタな造形でOKしちゃったのでしょうか。
山口氏は、実はケロロを見たこと無いのに作ったのか、あるいは目が腐ってるのか。
どちらにしろ、顔は似てないし出来が悪い。


塗装に関しても、かなり酷いです。
肌の緑の部分は塩ビの成型色で、白は塗装なのですが、
顔の塗り分けのラインがぐにゃぐにゃで酷いモノがたくさんありました。


可動に関しては、
首に、海洋堂が新しく開発したクリック入り球体関節が採用されています。
適度な保持力があり可動範囲も広くてよいのですが、ただ関節ギミック自体が大きすぎて
外に露出してしまっているので、かなり目障りです。
せめて成型色を合わせる等の処置はするべきだったと思います。
他は肩と股関節が軸可動するのみ。

腕はポーズの付いたものしかないので、素立ちが決まりません。

 

 

顔の差替えオプション。
軍曹のみ計5種類の顔が付属しています。

 

足の差替えオプション。
ヒジ・ヒザの可動は無いので、ポーズ変えは基本的に差替えで行ないます。

で、足のバリエーションは豊富に用意されていて、
ぺたんと座った足の他に、曲げ角度の違う足が左右それぞれ二種類ずつ、計8本も付属。

しかし、なぜか腕の替えが一つもありません。
腕は変な角度に曲ったもののみ。この商品構成は全く理解不能。

これ考えた人はバカだと思う。

 

ベースは各アイテム共通で、固定軸は2ヶ所に関節があり自由に角度を変えることが出来ます。
軸の取り付けも上下2段で、フィギュアを浮かせて飾ることも可能。

ただ、軸を差し込むのは尻の穴ってのがちょっとなあ。

 

 

腕のオプションが無いので、敬礼すら出来ません。

ほんとバカかと。

 

肝心な物が付いていないのに、無駄に力の入ったオプションは色々付属しています。
ニッパーと、バンダイからクレームが来たダンガルのプラモ箱。

 

缶スプレー塗料も。

 

漫画雑誌とポテチ。

 

雑誌の表紙とプラモの箱はシールですが、缶スプレーとポテチは印刷。

こんな所に手間かける前に、もっとやるべきことがあるだろうに。

 

泣き顔は、涙の表現がヘタで涙に見えない。
驚き顔はよく出来てます。


 

ギロロ伍長

軍曹に比べると目と口のバランスがいいので、顔はかなりマシです。
ただやはり耳垂れと目の間が広いので、間の抜けた感じになっています。

足は、普通の直立のものが無く、立った状態は大股開きしかありません。

 

 

軍曹よりも安価な分、オプションが少なくなっています。
顔は2種類、足は計6本です。

軍曹と同様、腕の替えはありません。

 

オプション武器はビームライフルとバズーカ。
取り付け軸は極細のプラ製なのでかなり不安。
しかしこのビームライフルは、ちゃんとサンライズに許可もらってるんでしょうか。

それと、バズーカを背中に取り付けられないのも疑問。
簡単なことなのに、なぜ出来るようにしないのか。

 

武器メンテ。
上目遣いなのでイマイチしっくりこない。

 

泣き顔。これはよく出来ています。


 

タママ二等兵

タママはかなりかわいく仕上がっていますが、ホホの斜線くらいは欲しかった。

尻尾はボディと一体成型で可動はしません。塗装が汚い。

 

タママには小物のオプションが何もついていないので、
セット内容はこれが全てです。
ノーマルな足は4本のみで、あとはマッチョ体型用の手足が付属。

5匹の中で一番プレイバリューが低い。

 

足を交換。ほとんど遊べない。

 

マッチョ体型にタママインパクト顔。
ヒジとヒザは固定なので、ポーズのバリエーションはほとんどありません。
せっかく山口氏なのだから、当然関節に可動を仕込むべきだと思うのですが、なぜか固定。

ほんと何で?


 

クルル曹長

クルルは特に顔の塗り分けが汚かったです。
口の部分はガタガタで酷い状態の物ばかりでした。

他と違い耳垂れが無いので、後から見ると首の関節が目立って酷いですね。
サイズが全然合っていないのに、無理にこんな関節使うことは無かったと思うのですが。

 

差替えオプションは一番少ない。
足は直立と座りの四本のみで、曲った状態の右腕が付属しています。

 

右腕にはセリフの吹きだし状パーツを取り付けることが可能。

 

オプションパーツのパソコン。
海洋堂らしい凝ったディテールはなにもありません。
ディスプレイは塗装で再現。キーボードの塗り分けがはみ出しまくりのぐちゃぐちゃで汚い。

 

吹きだしは裏にも文字が印刷されています。

 

ダメージ顔。
足は座り状態の物をそれっぽく表情つけて。


 

ドロロ兵長

腕はポーズが付いたもののみなので、素立ちが決まりません。

背中の穴は刀を取り付けるためのもの。
ドロロに出来てなぜギロロに出来ない?

 

 

差替えオプションは軍曹以外の4人の中では一番豊富。
腕組み用の腕まで付いています。造形だるいですが。

 

トラウマ顔の方が馴染みがあるのですが、なぜか目を閉じた顔をチョイス。
なぜ?

 

刀は鞘に入ったものとは別に、抜刀した物が2本付属。
取り付け軸と刃の向きに違いがあります。

 

正座用の座布団が付属。


 

数種類そろえれば組合せで遊びの幅が広がりますが、単体でのプレイバリューはかなり狭いです。
動かして遊ぶ要素はほとんど無くて、広告やパッケージに掲載されている写真のポーズがほぼ全て。

頭部の差替えはかなり面倒だし、手足の取り付け軸は強度的にも不安。
塗装も汚いし、製品としてのクオリティは決して高くはありません。

なにより、海洋堂の山口氏が作った物としては、レベルが低すぎる。
キャラクター造形は全然似ていないし、オプションの選択も理解できないし、
得意の可動もなし。

個人的には、山口氏の作品の中ではワースト1の出来です。

これ買う予定の人は、
ケロロのみ欲しいならコミックス11巻付属の浅井版が、
他のメンバーも欲しければ、バンダイから発売予定のケロロinアクションが出るのを待って、
出来を比べてから買ったほうがいいと思います。

今回は海洋堂と山口氏のブランドに踊らされて買ってしまいましたが、かなりガッカリな出来でした。