マックスファクトリーの合金玩具第2弾。
なぜ今マジンカイザー?しかも他社から類似商品出てるし。と思ってましたが、
解説文を読むと1997年からの8年越しのプロジェクトだったんですね。
マジンカイザーのデザインはもちろん永井豪御大ですが、
今回強殖装甲ガイバーの原作者である高屋良樹氏がリファインを手がけられています。
フルセット
台座に全てのオプションパーツを取り付けることが出来て、カイザーパイルダーの展示場所もあったりと、
かなり超合金魂を意識した仕様になっています。
台座の形状は墓石というか石碑というかそんな感じ。
カイザースクランダーがちょうどコウモリの羽のように配置されていて、
キャラクター化された外国の墓石っぽくなってます。
マジンカイザー(アニメ版)
プロポーションは文句無し。
原型師いわく、素立ちを重視したバランスで造形したとのこと。
塗装も美しく仕上がっていて問題なし。
腕と頭部以外の外装は全てダイキャスト製で、かなりズッシリとしていて、これぞ合金玩具。
手首は握り手、剣持手、ぐわっと開いた手が左右に付属。
超合金魂と比較。
説明書の解説でMAX渡辺氏自身が「超合金魂と並べて飾ってください」と言っちゃってるので、
スケール的には合ってるのでしょうか。
正直、超合金魂と比較しても、クオリティは全く引けを取りません。
顔アップ。
塗り分けは丁寧で問題なし。少し高屋テイストが感じられるかな。
胸のコアはクリア成型でZが印刷されています。
カイザーパイルダー
一番上の垂直、水平尾翼のみ塩ビ製で、あとは全てプラなのでしっかりと形状を維持しています。
パイルダー比較。
左から超合金魂マジンガーZのホバーパイルダー、カイザーパイルダー飛行形態、同合体形態、
超合金魂グレートマジンガーのブレーンコンドル。
カイザーパイルダーを外した状態の頭部。
ディテールは特に無く、外した状態で飾ることはあまり考慮されていません。
せっかくですからもう少しそれっぽく造形されてても良かったのに。
胸のファイヤーブラスターは差替え式で3種類付属。
左から、アニメ版可動式、アニメ版コアパーツ着脱式、ゲーム版可動式。
可動に関しては、
首はボールジョイントで、付け根は前後にスイングし上を見上げることが出来ます。
肩は回転+前後スイング。横には60度くらい開き、二の腕付け根にロール。
ヒジは写真のように引き出し式の関節になっています。
関節の上側が一段階、下側が二段階引き出し可能で、順に可動範囲が広くなります。
一番引き出した状態だと120度くらいまで曲げることが可能。
ただし、関節下側の引出しがメチャクチャ固くて、目いっぱい力かけないと伸びてくれません。
関節が折れるんじゃないかと、ホントひやひやします。
腰は左右20度くらい横回転。ヘソの装甲(ミサイルハッチ?)は腰側に接続されていて
一緒に回らないのがちょっとビックリ。
股関節は、開脚は肩幅くらい。前後には水平近くまで上がります。付け根に横ロール有り。
クリック関節なんですが、いまいちカチッとは決まらないので無くてもよかった感じ。
ヒザは二重関節で90度弱。ただクリックは三段階しかありません。
足首は軸関節で前後左右に可動します。関節を若干引き出すことが出来て、可動範囲が少しだけ広がりますが、
接地性はまあまあって感じ。
アクションフィギュアとして見てもかなり動く方だと思います。超合金魂と比べるとポーズの幅はかなり広い。
ファイヤーブラスター
ターボスマッシャーパンチ
スプリング式のパンチ発射機構付きの腕が左右付属していて、二の腕付け根から差替えます。
二の腕のスイッチで発射可能。威力と飛距離はなかなか。
カイザースクランダー
メタリックレッドが非常に美しい。全てプラ製で怪我するほどシャープに仕上がっています。
ただし、問題は取り付け部分。
単純に軸を本体に差し込むだけなのですが、塗料がのった状態でのパーツの精度を考慮しきれていないのか、
少し精度が悪くて、軸を弾力で跳ね返してしまいすぐに外れてしまいます。
スクランダー取り付けたまま持ち運ぶ際には特に注意が必要です。
軸を削ったり瞬着で微調整すれば改善されるとは思うのですが、せっかく美しく塗装されている部分に手を加えるのは
かなりもったいない気が。
ジェネシックガオガイガーの時も外れやすかったので、MAX合金は羽根が外れやすいってことで定着しちゃうのでしょうか。
スクランダーにギミックは一切無し。
飛行ポーズ。顔をかなり上に向けられるので、飛行ポーズも決まります。
飾るの難しいですが。
ギガントミサイル付属。
これに関するギミックは特に無く、完全なオマケパーツです。
ブレイドは計5本付属。
上から、アニメ版ショルダースライサー×2、カイザーブレイド、ゲーム版ショルダースライサー×2。
ジェネシックガオガイガーの時にも付属していた白い手袋が今回も付属してますので、
メッキパーツ扱うときは手袋した方がいいかも。
自分の場合手袋使わなかったのでブレイドが指紋だらけに…。
アニメ版としてのギミックですが、両肩にショルダースライサーのグリップを収納できます。
二刀流。
かなり大きなポーズが取れるので遊びがい有り。
カイザーブレイド
ファイヤーブラスターはコアを取り外したものを使用。
柄から刀身が外れやすくて、微妙に曲りやすいのが少し残念。
両手持ち決まります。
ゲーム版
ファイヤーブラスターをゲーム版に差替え。
個人的にはこっちの方が好きかも。
ゲーム版ショルダースライサー
この場合肩はどうするのかちょっと不明です。
総評
欠点は、カイザースクランダーが外れやすいのと、腕関節の引出しが固いこと。
それ以外は特に大きな問題も無く、出来は素晴らしいと思います。
小規模なメーカーながら、バンダイの超合金魂に全く引けを取らないクオリティのものを作ったというのは、
ほんとに凄いですね。
なにより解説文からも伝わってきますが、製品に対する情熱と愛情は充分に感じられて、
自分が欲しい物をコダワリまくって作ったってのが良く判ります。
自分的にマジンカイザーはOVA見てなくて、ゲームでちょこっと使ったくらいしか思い入れが無かったのですが、
それでもコレは買って良かったと思います。
やはり「好き」ってことが、物作りの一番の原動力になるんですかねえ。